本校校長の 原田 卓治 でございます。

 

 今年度の本校の学校経営方針を簡単ではございますが、ご説明いたします。

 

 本校の学校教育目標は、「明るい子 かしこい子 たくましい子」です。

 

 そして、今年度重きを置きたいめざす児童像は、以下の3つです。

 

  1つ目は、「自分や友達が大好きな子」

 

  2つ目は、「学習や運動が大好きな子」

 

  3つ目は、「学校や地域が大好きな子」です。

 

 その学校教育目標及びめざす児童像具現化に向け、「元気がある 夢がある 楽しい学校 中央小」をキャッチフレーズに掲げ、教育活動を推進しております。

 

 私はこのキャッチフレーズ実現のために、本校教育活動の4つの側面からせまって参りたいと考えております。

 

 1つ目は、「授業で元気を、夢を、面白さを」児童に味わわせたい。

 

 2つ目は、「学びの環境で、元気を、夢を、楽しさを」児童に味わわせたい。

 

 3つ目は、「友達・職員との触れ合いで、元気を、夢を、楽しさを」児童に味わわせたい。

 

 4つ目は、「地域の人・保護者との触れ合いで、元気を、夢を、楽しさを」児童に味わわせたい。

 

 また、教育活動を主に推進する教員には、児童、保護者及び地域の皆様から、

「憧れの存在であること」、「信頼される存在であること」を求めています。

 

本年度は昨年度の「体育の研究発表」の成果・課題を鑑み、全教育活動を通じて、「全員が輝ける授業展開~技能が高い子の独壇場にならないように~」を重点に置きます。これは、体育をはじめとして、知識・技能本位の授業になりがちな側面があることを踏まえ、3つの資質・能力(①知識・技能②思考・判断・表現③学に向かう力)をバランスよく習得させることが、本校の重要な教育活動であると考えるからです。

 

そのための教師像を5つ定めました。

 

 1つ目は、「やりぬく教師」

      〇グリッド力を身に付ける(職責を全うする)

 2つ目は、「教育技術の向上に努める教師」

      〇校内研修での学び  〇自主研修での学び

 3つ目は、「創意工夫をし、面白い授業を進める教師」

      〇子供とよく関わり合う 〇子供をよく観る

 4つ目は、「子供の大きな可能性を信じ、ともに夢や希望を語れる教師」

      〇子供の発想・意見を面白がる

 5つ目は、「児童・保護者・地域に信頼される教師」

      〇お互いをリスペクトする(尊重する)

      〇学校運営協議会(コミュニティ・スクールの立ち上げ)

 

 以上に掲げた本校の教育活動やの重点に基づき、児童の成長を促し、教職員も

共に成長する学校づくりに努めて参ります。

 そのために、児童・教職員共に大切なことは、「粘り強く、自ら考え、学びと

ること」だと考えます。言い換えると、「自ら課題を見出し、成果を出す。この営みをやり抜くこと。」であります。

 考えることを厭わない、失敗を恐れない、くじけない、決めたことをやり抜く、

そういった体験がたくさんできる学校をめざします。

 

令和6年4月